カルシウムについて
整体といえば骨。骨といえばカルシウム。というわけで(?)今回はカルシウムについてのお話です。
血液中のカルシウム濃度がバランスを崩すと脳や心臓の働きがおかしくなります。これは大変一大事ということでとにかく濃度を保とうと緊急の対応がなされるのです。
カルシウムパラドックス
カルシウムが不足するということは、体にとっては緊急の事態。一大事とばかりに骨に蓄えてあるカルシウムが溶け出して不足を補おうとするのですが、この時補いたい一心で必要以上にカルシウムが溶け出し、かえって体内にカルシウムが溢れるといったことが起こります。これが「カルシウムパラドックス」です。一見矛盾しているような不思議な現象ですが、これに
よってさまざまな病気が起こり、老化の原因にもなってしまいます。
血液中のカルシウム濃度が常に不足しているようでは、骨のカルシウムは奪われ骨粗鬆症になってしまいます。
また、カルシウムの摂取量が少ない人は、骨から余分なカルシウムが溶けてきて腎臓結石になりやすいということです。
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