爪の色 |
白い爪 |
爪の表面に部分的にできる1〜3mmの白い点や線はあまり病気とは関係がないが、横線は中毒、急性疾患の後、慢性疾患経過中に生じる。
爪の先端が白く濁り肥厚している
⇒水虫が考えられる。
肝臓や肺がん、白血病でも爪が白く濁ったりする。 |
黄色い爪 |
爪の周囲が赤く腫れ、濁った黄色をしている
⇒水虫、カンジタ症
呼吸器疾患(気管支拡張症や気管支炎)、胸水がたまっている |
赤紫色にみえる |
チアノーゼの場合は血の巡りが悪くなりうっ血してこのような色にみえる |
爪のスジ |
横線や横溝がある |
過去に病気をして、爪の成長が一時期抑えられたことを示す |
縦線が走っている |
老化現象 |
爪の形状 |
爪の真中がスプーンのようにへこんでいる |
鉄欠乏性貧血、酸やアルカリ・有機溶剤の影響など |
爪甲が盛り上がり、伸びた爪が指先を包むような状態になる |
肺の慢性疾患、先天性の心疾患、肝硬変など |